台湾東部沖地震の被災地支援で津市の学校の生徒が救援金贈呈

ことし4月に、台湾東部沖で発生した地震の被災地を支援するため、津市の学校の生徒が集めた救援金が日本赤十字社に贈られました。

津市にある私立の中高一貫校セントヨゼフ女子学園では、5月、生徒たちが駅や学校で台湾東部沖地震の被災地支援のための募金を呼びかけ、あわせて約12万円が集まりました。
17日は、津市の日本赤十字社三重県支部で贈呈式が行われ、中学3年生から高校2年生までの生徒や日本赤十字社の関係者ら10人があまりが出席しました。
このなかで、学園会会長の山内花さんは、「赤十字社のホームページを拝見して、台湾の支援をしたいと思いました。よろしくお願いします」とあいさつし、救援金が入った封筒を日本赤十字社の山川晴久事務局長に手渡しました。
集められた救援金は、台湾の赤十字組織に送られ、医療や生活の支援などに使われる予定だということです。
セントヨゼフ女子学園の板井はる菜さんは「日本が大変なときに支援してくれた台湾に何かできることをしたいと思い提案しました。困っている人の支援などに使ってもらい、一日でも早く地震前の生活に戻ってほしいです」と話していました。