「サオリーナ」など5施設「ネーミングライツ」募集 津市

レスリング女子でオリンピック3連覇を果たした吉田沙保里さんがみずから名付けたスポーツ施設、「サオリーナ」を含む津市産業・スポーツセンターなど5つの施設について、津市は愛称をつけることができる権利、ネーミングライツを購入する企業や団体の募集を行っています。

津市がネーミングライツの販売の対象としているのは、サオリーナが入る津市産業・スポーツセンター、津球場、津市民テニスコート、中勢グリーンパーク、桜橋歩道橋の5つの施設です。
このうち、津市産業・スポーツセンターは、サオリーナのほか、展示場や会議室などを備えたメッセウイング・みえと、三重武道館の3つの施設からなり、3年以上の契約期間で、年額900万円以上で販売しています。
サオリーナは、吉田沙保里さんが、自分の名前にちなんでみずから名付けたもので、ネーミングライツの販売について、吉田さんの了承を得ているということです。
ほかの施設のネーミングライツの販売料は、津球場が年額300万円以上、津市民テニスコートと、中勢グリーンパークがそれぞれ年額100万円以上、桜橋歩道橋は年額18万円以上となっていて契約期間はいずれも3年以上です。
津市はホームページを通じて7月1日まで募集を受け付け、書類審査などを経て、ことし10月から新たな愛称の使用を開始する予定です。