笹生優花選手が高校時代に練習した志摩市のゴルフ場 喜びの声

笹生優花選手が高校時代に練習した志摩市のゴルフ場 喜びの声

女子ゴルフの海外メジャー、全米女子オープンは最終ラウンドが行われ、22歳の笹生優花選手が3年ぶり2回目の優勝を果たしました。
海外メジャー2勝目は日本選手では男女通じて初めてで笹生選手が高校時代に、練習した三重県志摩市のゴルフ場では、快挙達成に喜びの声が聞かれました。

全米女子オープンは2日、ペンシルベニア州で最終ラウンドが行われました。
首位と3打差の5位からスタートした笹生選手は、12番パースリーと13番パーファイブで連続バーディーを奪って、スコアを通算スリーアンダーとして単独トップに立ちました。
厳しいコースセッティングで上位選手がスコアを落とすなか、笹生選手は終盤も集中力を保って安定したプレーを続け、バーディー5つ、ボギー1つ、ダブルボギー1つとスコアを2つ伸ばして通算フォーアンダーで3年ぶり2回目の優勝を果たしました。
海外メジャー2勝目は日本選手では男女を通じて初の快挙です。
笹生選手は高校時代、志摩市に本校がある通信制高校のゴルフ部に所属していて、年に1回、合宿で志摩市のゴルフ場を訪れ、当時からボールをよく飛ばして周囲を驚かせていたということです。
近鉄賢島カンツリークラブの形部康支配人は「テレビの中継を見ていて、笹生選手がトップに立ったときは、思わずガッツポーズをして喜びました。このゴルフ場で練習した選手が世界で活躍してくれて、とてもうれしいです」と話していました。