傘さし自転車運転50代男性 パトカーに追跡され転倒し大けが

30日夜、三重県松阪市の県道で、傘をさして自転車を運転していた50代の男性がパトカーから追跡されていた際に転倒し、首の骨を折る大けがをしました。

警察によりますと、30日午後10時半すぎ、松阪市中心部で、傘をさして自転車を運転する男性をパトカーでパトロール中の警察官が見つけ、停止するよう求めました。
男性がそのまま走り去ろうとしたためパトカーが赤色灯をつけて約330メートルにわたって追跡していたところ、男性は、松阪市平生町の交差点を右折しようとした際、自転車から転倒したということです。
男性は、市内に住む52歳の会社員で、頭を強く打って市内の病院に搬送され、首の骨を折る大けがだということです。
松阪警察署の林伸一副署長は「けがをされた方の一日も早い回復をお祈り申し上げます。今後、事故の原因などについて調査して参ります」とコメントしています。