津駅西口の混雑解消へ 駅前広場の新イメージ公開

津市は、津駅西口の混雑の解消に向けて、駅前広場のリニューアルを計画し、このほど新たな広場のイメージを公開しました。

市は、市民などに意見を募ったうえ、今年度中に基本計画を策定し、再来年度に着工したい考えです。
津駅西口の駅前広場は、夕方の時間帯を中心に多くの車両で混み合うほか、朝は通学の生徒など多くの人が通行するものの歩道の幅が狭いといった課題が指摘されています。
津市は、去年9月から市や交通事業者などで作る会議でリニューアルの検討を進めていましたが、このほど、新たな駅前広場のイメージ図を公表しました。
イメージでは、車の混雑を防ぐため、バスやタクシーと一般車両のレーンを分け、現在1メートルほどの歩道の幅は、約4メートルまで広げています。
市では、パブリックコメントを実施し、6月30日まで市のホームページなどで市民などの意見を募集したうえ、意見を反映させた基本計画を今年度中に策定したい考えです。
そのうえで、再来年度の着工を目指しているということです。
前葉市長は、「車や歩行者が安全に、混乱なく、スムーズに通行できるようにすることが1番の目的だ。今後、バスやタクシーを使う人、生徒の保護者など利用者目線の意見を広く聞きたい」と話しています。