往年の名車が津市内駆け抜ける

クラシックカーが約1200キロを走り抜くラリーイベントが、19日、名古屋市から始まり、午後には往年の名車が津市内を駆け抜けました。

このイベントは、クラシックカーの愛好家が愛車に乗って名古屋市の熱田神宮をスタートし、三重県内を通って京都までの2府6県、約1200キロを、4日間かけて走り抜くものです。
19日午後1時すぎには、通過ポイントの津市にある高田本山専修寺の前に、車が次々と独特のエンジン音を響かせながら到着しました。
参加した車の中には、100年前の1924年に製造されたフランスの「ブガッティ」もあり、地元の人たちは、用意した菓子を手渡したり、旗を振ったりして歓迎していました。
また、タレントの堺正章さんもイタリアの「ランチア」で参加し、集まった人たちに手を振って応えていました。
市内から見学に訪れた70代の女性は「珍しい自動車ばかりで楽しみにしていました。きょうは天気もよく来てよかったです」と話していました。
また松阪市の50代の男性は「こんなにたくさんの車が来ると思っていなかったので感動しました」と話していました。