津市の小学校の通学路で警察が登校中の子どもたちの見守り

春の全国交通安全運動最終日の15日、津市の小学校の通学路では、警察による登校中の子どもたちの見守り活動が行われました。

ことしの春の全国交通安全運動では「こどもが安全に通行できる道路交通環境の確保」などが重点項目に掲げられていて、15日は、県内約80か所の通学路などで、警察による見守り活動が行われています。
このうち、津市の修成小学校では、新1年生や上級生が、学校の前にある信号機のない横断歩道に差し掛かると、警察官が「横断歩道は左右を確認して手を挙げて渡ろうね」などと声をかけていました。
また、近くでは通学路の安全のため、持ち運びできるスピード違反の取締り装置を使った監視も行われていました。
警察によりますと、去年1年間に県内で登下校中に小学生がけがをした事故は12件と、前の年より2件多かったということです。
県警察本部交通指導課の土生聖一課長補佐は「まだ通学に慣れていない子どももいると思いますが、正しい交通ルールを学んで、自分の身は自分で守ることを大切にしてほしい」と話していました。