アサリ産地偽装 卸売会社と実質的経営者に罰金50万円

3年前、外国産などのアサリを熊本県産と偽って販売したとして、松阪簡易裁判所は松阪市の水産物卸売会社とその実質的経営者のそれぞれに対して、食品表示法違反などの罪で罰金50万円の略式命令を出しました。

略式命令を受けたのは、松阪市の水産物卸売会社と61歳の実質的経営者です。
会社と実質的経営者は、3年前の9月から10月にかけて韓国産や愛知県産のアサリおよそ1.8トンを熊本県産と表示を偽り販売したとして、食品表示法違反と不正競争防止法違反の罪で略式起訴されていました。
そして、松阪簡易裁判所は、9日までに会社と実質的経営者のそれぞれに対して、罰金50万円の略式命令を出しました。