隈研吾さん設計の児童養護施設完成 熊野市

建築家の隈研吾さんが設計した児童養護施設が、三重県熊野市に完成し、開所式が行われました。

完成したのは、熊野市の「東紀州こどもの園」です。
2日、建物の設計を手がけた建築家の隈研吾さんのほか、県や地元自治体の首長らが出席して開所式が行われ、関係者がテープカットを行いました。
建物は、延べ床面積およそ800平方メートルの平屋で、地元産のスギやヒノキがふんだんに使われ、温みのあるつくりとなっています。
隈さんは「子供たちにとって木の建築は気持ちをやさしくするし、のびのびする。これからの子どもには木の空間で生きてほしいと思っています」と話していました。
この施設は、尾鷲市や熊野市など東紀州地域で初めての児童養護施設として4月、設立されました。