新型コロナ 1日から対応大幅変更に

国が新型コロナの患者などへの支援策を3月末で終了したのに合わせて、県内でも1日から全額公費によるワクチン接種がなくなるなど、対応が大幅に変わります。

新型コロナの感染症法上の位置づけが去年「5類」に引き下げられ、国が昨年度支援を段階的に縮小して終了したことに伴い三重県でも1日から通常の医療体制へ移行します。
これに伴い、これまで行ってきた病床確保による入院受け入れ体制が終了し、医療機関に払っていた病床確保料の支払いがなくなるほか、コロナ治療薬についても、これまで一定の公費補助が出ていましたが、今後は医療保険の負担割合に応じた通常の自己負担となります。
また、ワクチンの接種については、これまで誰でも全額が公費負担でしたが、今後は65歳以上の高齢者と60歳から64歳で重症化リスクが高い人は一部自己負担を伴う定期接種となるほか、それ以外の人は任意接種となります。
県はこうした制度変更による混乱が生じないよう県民向けの「新型コロナウイルス感染症相談窓口」を設置しています。
電話番号は050−5527−5385です。