小林製薬「紅麹」問題 県が自主回収商品”摂取中止”呼びかけ

小林製薬の「紅麹」の成分を含む健康食品を摂取した人が、腎臓の病気などを発症した問題を受け、三重県は県のホームページで、自主回収の対象となっている商品を持っている人に対し、摂取を中止するよう呼びかけています。

小林製薬の「紅麹」の成分が含まれた健康食品をめぐっては、摂取したあと、腎臓の病気を発症するなどして、これまでに5人が死亡するなど健康被害の訴えが相次いでいます。
この問題を受け、三重県は県のホームページで、自主回収の対象となっている健康食品を持っている人に対し、摂取を中止することや、これらの健康食品を摂取したことがあり、体調不良を感じた場合には、医療機関を受診するか、最寄りの保健所に相談するよう呼びかけています。
また、県によりますと、「この健康食品を摂取したあと、一時、倦怠感に襲われた。その後、回復した」という情報が1件寄せられているということです。