明和町長選 元副町長の下村氏が初当選

町長の死去に伴う三重県明和町の町長選挙は、24日、投票が行われ、元副町長の下村由美子氏が初めての当選を果たしました。

明和町長選挙の結果です。
▼下村由美子、無所属・新、当選。8070票。
▼西井一博、無所属・新。500票。
▼奥田隆広、無所属、新。105票。

下村氏が、ほかの新人2人を抑えて初めての当選を果たしました。
投票率は46.52%で、前回2年前の選挙を10ポイント余り下回り、記録が残る平成以降最低となりました。

下村氏は63歳。
明和町の福祉子育て課長やこども課長などを経て、平成31年から令和6年3月まで副町長を務めました。

選挙戦で下村氏は、▼子育てや教育支援策の充実、▼ふるさと納税の拡充などによる財政の健全化、それに▼行政窓口のオンライン化による業務の効率化などを訴えて支持を広げました。

下村氏は、「住民や職員との対話を大切にしながら、住みたい、住み続けたいと思ってもらえる持続可能な町づくりに取り組んでいきたい」と話しています。