志摩のホテルなど入るビル 外壁のダクト焼く火事 けが人なし

22日夜、志摩市で、ホテルなどが入るビルの外壁に取り付けられたダクトが燃える火事がありました。警察と消防によると、当時、建物の中には宿泊客など20人余りがいましたが、全員無事に逃げてけが人はいなかったということです。

22日午後7時半ごろ、志摩市阿児町鵜方にあるホテルや焼き肉店などが入るビルのダクトが燃えているとビルの関係者から消防に通報がありました。
警察や消防によりますと、消防車など7台が出て消火にあたり、火は約1時間半後に消し止められ、5階建てのビルの東側の外壁に取り付けられたダクトが燃えたものの、建物の部屋に被害はなかったということです。
ビルは1階に焼き肉店や事務所などのテナントが入り、2階から5階はビジネスホテルの客室となっていて、燃えたダクトは焼き肉店の煙を外に排出するためのものだということです。
また、当時、建物の中にはホテルの客や従業員、焼き肉店の客など合わせて20人余りがいましたが、全員、避難してけが人はいなかったということです。
警察と消防が火事の詳しい原因を調べています。