三重県内多くの公立小学校で卒業式 学びやに別れ

愛知県と三重県の公立の小学校で卒業式が行われ、児童たちは、6年間の思い出が詰まった学びやに別れを告げました。

このうち、津市中心部の養正小学校では6年生48人が卒業式に出席しました。
そして、名前を呼ばれると1人ずつ壇上に上がり、嶋田浩校長から卒業証書を受け取っていました。
あいさつに立った嶋田校長は「コロナ渦による行動制限の中でも皆さんは友だちを思いやりながら学習を進め、高学年としての自覚を持ち、行動できるようになりました。4月からは中学生となり、期待や不安もあると思いますが、笑顔いっぱいの生活を送ってほしい」とはなむけのことばを送りました。
このあと、卒業生が1人ずつがことばをつなぎながら、2年生の時に鬼まんじゅうを作ったことや、修学旅行で奈良の大仏を見学したことなど6年間の思い出を振り返っていました。
6年生の高尾蓮さんは「修学旅行のときにホテルでみんなと話したことが思い出に残っています。中学校では部活動と勉強の両方を頑張りたい」と話していました。
三重県では19日、341の公立の小学校のうち、261の学校で、また愛知県では959のすべてで卒業式が行われたということです。