鈴鹿市でロータリークラブが新1年生に防犯用ホイッスル贈呈

鈴鹿市で、この春、小学校に入学する新1年生向けに、防犯用のホイッスルが贈られました。

鈴鹿市では、新1年生に安全に学校生活を送ってもらおうと、毎年、この時期に地元のロータリークラブが防犯用のホイッスルを贈っています。
13日は、鈴鹿商工会議所で寄贈式が行われ、鈴鹿ロータリークラブの清水啓子会長が、鈴鹿市の廣田隆延教育長に、ホイッスル1650個分の目録を手渡しました。
受け取った廣田教育長は、「大切に使わせていただきます」とお礼のことばを述べました。
鈴鹿市教育委員会によりますと、市内では子どもたちが不審な人物から声をかけられる事案などが、去年4月から12日までに44件起きているということです。
鈴鹿ロータリークラブの清水会長は「子どもたちの安全を守るという気持ちで渡しました。身の危険を感じたら、子どもたちには迷わずホイッスルを鳴らしてほしい」と話していました。
鈴鹿市では、4月9日に小学校の入学式が行われ、この日に新1年生にホイッスルが配られるということです。