障害ある人を安全に避難させる方法学ぶ 鳥羽市のホテル

三重県鳥羽市のホテルで、地震など災害が起きた時に従業員が障害のある人を安全に避難させるための方法を学ぶ研修会が開かれました。

この研修会は障害者などの支援を行う地元のNPO法人が鳥羽市から委託を受けて行ったもので、市内のホテルには15人の従業員が集まりました。
研修会では始めに、NPOの講師が視覚や聴覚など障害の特性によって異なる対応方法について説明しました。
続いて館内で従業員たちは車いすを止めるときはグリップから手を離さずブレーキをかけることや目の不自由な人を補助する際は階段の段差などがあると声をかけることなどを実際に体験しながら学んでいました。
また、災害でエレベーターが使えなくなったことを想定し、車いすに人を乗せたまま4人でもちあげ、階段を降りる方法も学んでいました。
参加した20代の女性従業員は「事前にお客にどのような障害があるのかの情報を従業員の間で共有し対応したいです」と話していました研修会の講師を務めたNPO法人伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの中村千枝さんは「研修を通じていざという時にどういった対応が必要か、より一層考えてもらいたいです」と話していました。