津市一志町の養鶏場で火災 ニワトリ5万羽死ぬ

3日午前、津市の養鶏場でニワトリを飼う「鶏舎」が燃える火事があり、火はおよそ4時間後に消し止められましたが、ニワトリ5万羽が死んだということです。

3日午前10時、津市一志町波瀬にある養鶏場で「鶏舎」から煙が出ていると消防に通報がありました。
警察と消防が駆けつけると鶏舎が燃えていて、消防車17台が出て消火にあたり、およそ4時間後の午後1時45分に消し止められました。
午前11時半ごろ、NHKのヘリコプターが上空から撮影した映像では、鶏舎から赤い炎と黒煙が激しく上がる様子が確認できました。
火の手が上がっている鶏舎は建物のほとんどが崩れ落ちています。
警察によりますと養鶏場では当時、溶接工事が行われていたということで養鶏場の従業員9人と工事関係者2人にけがはありませんでした。
養鶏場では5つの鶏舎で22万羽のニワトリを飼育していてこのうち鶏舎2棟と小屋などあわせて2000平方メートルあまりが燃えたということです。
この火事でニワトリおよそ5万羽が死んだということで警察と消防が火事の原因を調べています。
3日は三重県内には乾燥注意報が出されていて、気象台は火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。