給食死亡事故受け 県教委”食事の指導の徹底”を通知

福岡県で小学1年生の男子児童が給食をのどに詰まらせて死亡した事故を受け、三重県教育委員会は、県内の学校に対して、同様の事故を防ぐため食事の指導の徹底など事故防止を求める通知を出しました。

2月26日福岡県みやま市の小学校で1年生の男子児童が給食をのどに詰まらせて亡くなり市の教育委員会はうずらの卵による窒息とみられるとしています。
この事故を受けて、三重県教育委員会は、28日、県内すべての公立の幼稚園、小中学校それに特別支援学校などに、同様の事故を防ぐため食事の指導の徹底など事故防止を求める通知を出しました。
通知では、給食の時間中は学級担任などが児童・生徒の様子を注意深く観察すること、かんだり飲み込んだりする能力は個人差があるので、うずらの卵などのまるい形状のものやパンなどの水分が少ない食べ物に注意し、姿勢をよくして食べさせることなどを指導するよう求めています。
県教育委員会は、「学校給食で同じような痛ましい事故が起きないようにそれぞれの学校は子どもたちの安全第1に見守って、適切に指導してほしい」と話しています。