世界遺産登録から20年 熊野古道を歩く催し

熊野古道が世界遺産に登録されてからことしで20年になるのを記念して、熊野古道を実際に歩いて魅力を体感する催しが17日から始まり、およそ100人の参加者が三重県伊勢市からスタートしました。

このイベントは、伊勢神宮と和歌山県新宮市の熊野速玉大社を結ぶ熊野古道の伊勢路、およそ170キロをあわせて14日間かけて歩くもので三重県が企画しました。
初日の17日、スタート地点の伊勢神宮の内宮前で出発式が行われ、およそ100人の参加者がこの日のゴール地点の玉城町役場を目指して歩き始めました。
全体でおよそ170キロの伊勢路のうち第1弾の今回は17と18日、そして来月2日と3日のあわせて4日間で伊勢市から大紀町までのおよそ52キロを歩くことになっています。
大阪から参加した30代の夫婦は「熊野古道というと神秘的なイメージがあるので実際に自分の足で歩きたいと思い参加しました。和歌山まで頑張りたいと思います」と話していました。