四日市市が避難者を3か月以上雇用した事業者に奨励金支給へ

三重県四日市市は、能登半島地震で被災し、市内に避難してきた人を3か月以上雇用した市内の事業者に、奨励金を支給することになりました。

四日市市は、能登半島地震で被災し市内に避難してきた人たちの雇用環境を整えようと、避難者を雇用した市内の事業者に対して、被災者1人につき10万円を補助するということです。
対象となるのは、ハローワークから仕事を紹介された被災者に1週間20時間以上働いてもらい、3か月以上雇用した事業者です。
申し込むには市のホームページにある申請書のほか、雇用通知書や出勤簿の写しなどを「商業労政課」宛てに郵送するか、直接、窓口で提出する必要があるということです。
受け付けの期間は、3月31日から来年1月31日までです。
このほか、市は、地震で家が損壊するなどして避難してきた人を支援しようと、市内に1か月以上居住する世帯に8万円の見舞い金を支給する取り組みを始めています。
申請には申請書や本人確認ができる書類、それに、り災証明書などを「福祉総務課管理係」宛てに郵送するか、直接、窓口で提出する必要があるということです。
受け付けは来年1月31日までです。
市は「被災した人たちをサポートする事業をたくさん用意しているので活用してほしい」としています。