炊き出しボランティアが被災地に出発 桑名市

能登半島地震で被災した人たちを支援しようと、三重県から炊き出しのボランティアが派遣されることになり、4日、石川県輪島市に向けて出発しました。

炊き出しを行うのは、三重県内のボランティア団体のメンバーあわせて9人です。
メンバーは、桑名市の福祉センターに集まり、食材や鍋などの道具を次々と車に積み込みました。
そして、ボランティア派遣の調整をしている山本康史さんが「いまだに避難している人の食事はカップ麺や菓子パンがメインで、体を壊す瀬戸際かもしれません。被災者が笑顔になるよう活動してほしい」と激励しました。
メンバーは、5日から7日まで、輪島市の避難所で豚汁や里芋の煮物などをふるまうということです。
輪島市では、個人の災害ボランティアの受け入れは、2月10日からの予定ですが、今回は石川県からの依頼を受けて、団体として派遣することになったということです。
メンバーの1人川瀬みち代さんは「食事を我慢している人がたくさんいると思う。1食でも温かいものを食べて気持ちをほぐしてほしい」と話していました。