SNSの「投資詐欺」で4550万円被害 津市の70代男性

津市に住む70代の男性がSNSを通じてうその投資を勧められ現金約4550万円をだましとられる被害に遭いました。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、SNSで勧められる投資は「投資詐欺」の可能性が高いとして注意を呼びかけています。

警察によりますと、去年10月、津市に住む70代の男性はSNSのLINEで著名な経済学者とみられる人物のアカウントを追加したのをきっかけに学者のアシスタントを名乗る人物から金や石油への投資を勧められたということです。
そして、男性が投資の意思を示したところ投資アプリをダウンロードするよう求められ、話を信じた男性は去年11月から1月にかけて指定された口座に10回にわたって現金計約4550万円を振り込んだということです。
男性はアプリ上では利益が出たため出金したい旨を繰り返し伝えていましたが、手数料がかかるなどと言われて出金できず、家族に相談してだまされたことに気づいたということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、もうけ話をうのみにしないことや、SNSで勧められる投資は「投資詐欺」の可能性が高いので注意することを呼びかけています。