センバツ高校野球 宇治山田商業 16年ぶり2回目の出場

3月に甲子園球場で行われるセンバツ高校野球の出場校が26日に発表され、三重県からは宇治山田商業が、16年ぶり2回目の出場を決めました。県内からの出場は2019年の津田学園以来、5年ぶりです。

センバツ高校野球の出場校を決める選考委員会は26日大阪市で開かれ、32の出場校が決まりました。
去年、秋の東海大会でベスト4に勝ち進んだ伊勢市の宇治山田商業では、江崎徹校長と、村田治樹監督らがパソコンで選考委員会のオンライン中継で16年ぶり2回目のセンバツ出場が決まったことを知りました。
このあと、江崎校長がグラウンドに移動し、野球部の選手たちに出場が決まったことを伝えると、選手たちは「ありがとうございます」と笑顔で答えて喜んでいました。
宇治山田商業はピッチャーの継投と、キャプテンでショートの伊藤大惺選手を中心とした堅い守りが持ち味です。
伊藤選手は「選ばれてすごくうれしかったし、ほっとしています。甲子園では自分たちの野球をして、一戦一戦勝ちにいきます」と話していました。
村田監督は「去年夏の県大会で決勝で敗れ、秋の東海大会では準決勝でサヨナラ負けをした悔しさを経験して臨めることは強みだと思うので勝ちにいきたい」と話していました。
センバツ高校野球は3月8日に組み合わせ抽せんが行われ、18日に開幕します。