コロナ入院患者数200人超 一見知事“感染対策の徹底を”

三重県の一見知事は、新型コロナについて、1月14日までの1週間の平均患者数が、去年11月時点の9倍にのぼっているうえ、入院している人の数も200人を超えているとして、改めて換気や手洗いなど感染対策の徹底を呼びかけました。

県が発表した1月14日までの1週間の新型コロナの感染状況では1医療機関あたりの平均患者数は9.92人と8週連続で増加していて、去年11月19日までの1週間と比べて9倍になっています。
一見知事は、19日の記者会見で、現在入院している人の数も211人まで増加していると述べたうえで「入院者数が245人以上になると、われわれが病院に依頼して追加で病床を確保してもらう『フェーズ1』という状況になるが、その手前まで来ている」と述べました。
そして、県民に対し、換気や手洗い、そして状況に応じたマスクの着用など、改めて基本的な感染防止対策を徹底するとともに、打てる人はワクチン接種も行ってほしいと呼びかけました。