“情報発信” みえ災害ボランティア支援センター設置 

能登半島地震を受けて今後、被災地で活動する三重県内のボランティアの人たちに向けて必要な情報の発信などを行う「みえ災害ボランティア支援センター」が設置されました。

「みえ災害ボランティア支援センター」は、三重県がNPO法人の「みえ防災市民会議」などと協力して設置しました。
県によりますと、能登半島の被災地ではボランティアの受け入れなどを行う社会福祉協議会は、現在、県外からの受け付けは行っていませんが、今後、開始され、長期的にボランティアの協力が必要となることが予想されます。
そこで、支援センターではホームページやSNSを通して、現在、被災地がどのような支援を求めているかや、被災地に向かうには、どのような手段で行けばよいかなどの情報を発信する予定だということです。
また、ボランティアの活動費を助成する支援金を募集するほか、県内のボランティア団体を登録し、データベース化して被災地との間をつなぐ役割を果たすということです。
三重県の担当者は「被災地だけでの復興は難しいので、三重県から支援をしたいと思う人の気持ちを行動に変えていけるよう、できる限りお手伝いをしていきたい」と話していました。