玉城町の保育所 女性保育士 園児に不適切な行為 町も調査

玉城町の保育所で、50代の女性保育士が園児に給食を強要するなどの不適切な行為をしたとして、保育所はこの保育士に対し、口頭で厳重注意しました。
町では不適切な保育にあたる可能性があるとして詳しく調べています。

玉城町によりますと、去年4月から12月にかけてなどに、町立の田丸保育所に勤務する50代の女性保育士が園児に給食を早く食べるよう泣くまで叱りつけたり、園児の腕を引っ張って廊下に連れ出したりするといった合わせて8件の不適切な行為をしたということです。
12月14日に、「保育士が不適切な保育をしている」という内容の通報が町にあったとこから保育士に確認したところ、事実関係を認めたため、保育所では12月27日に園児の保護者に謝罪するとともにこの保育士に対して口頭で厳重注意したということです。
保育士は、「不適切な保育だという認識はなかったが、子どもが怖い思いをしたのであれば申し訳ない」などと話し、現在も保育を続けているということです。
町は不適切な保育にあたる可能性があるとして詳しく調べるとともに、来週からすべての保育職員にアンケート調査を行ってほかにも不適切な保育がなかったか調べることにしています。