県がタイ旅行業協会と覚え書き締結 両地域の観光産業発展へ

タイを訪問している一見知事は10日、タイ国内の900社以上の企業が加盟する、「タイ旅行業協会」の幹部と会談し、富裕層の観光客の県内への誘致などに向け相互に支援を行うことで合意しました。

1月8日からタイを訪問している一見知事は、10日、「タイ旅行業協会」の会長らと、約30分会談しました。
会談では、一見知事が「県内の観光資源を活用し、タイの富裕層などの誘致に取り組みたい」と述べると、タイ旅行業協会の会長は「今後、タイから三重県への観光客増加に向けて支援することを約束する」と応じました。
その上で両者は覚え書きを締結し、県内への旅行客の増加や両地域の観光産業の発展に向け、相互に支援を行うことで合意しました。
また、一見知事は、タイ国際航空の代表取締役とも会談し、1日1往復と、コロナ禍で半分に減少したバンコクの国際空港と中部国際空港を結ぶ便の本数を、コロナ禍前までの数に戻すよう要望しました。