真宗高田派の本山「専修寺」“お七夜”法要で境内に竹あかり

津市にある真宗高田派の本山、専修寺で親鸞聖人をしのぶ「お七夜」と呼ばれる法要が始まり、境内に竹あかりがともされました。

専修寺では、9日から1月16日の宗祖・親鸞聖人の命日までをしのぶ「お七夜」と呼ばれる法要が行われています。
9日は夕方から国宝に指定されている御影堂で勤行が行われ、高田派の代表の法主殿が「報恩講式」と呼ばれる親鸞聖人の生涯などについて書かれた書物を読み上げました。
そしてあたりが暗くなると、境内に設置された3000本余りの竹を使った「竹あかり」が一斉にともされました。
ことしは「極楽浄土」がテーマだということで、訪れた人たちはLEDライトでさまざまなデザインの竹が照らされた幻想的な様子を写真におさめていました。
高田本山専修寺参拝課の千賀光真さんは「きれいな竹あかりを楽しんで、ぜひお参りもしてほしいです」と話していました。
お七夜の竹明かりは1月15日まで展示される予定です。