四日市市の３０代女性職員風俗店で副業　停職６か月の懲戒処分

三重県四日市市の３０代の女性職員が、名古屋市内の風俗店で働き、約６００万円の収入を得る副業をしていたとして、市は１５日付けで停職６か月の懲戒処分にしました。
女性職員は依願退職したということです。

停職６か月の懲戒処分になったのは、四日市市上下水道局の３０代の女性職員です。
市によりますとこの女性職員は、令和３年９月ごろからことし１０月までの間の休日に、名古屋市内の風俗店で働き、合わせて約６００万円の収入を得る副業をしていたということです。
ことし１０月、この女性が風俗店で勤務しているという匿名の情報が市に寄せられ、事情を聞いたところ副業を認めたということです。
女性は「生活費に当てるため、軽い気持ちで副業を始めてしまった。深く反省している」と話しているということです。
市では副業を禁止する地方公務員法に違反するとして、この女性職員を15日付けで停職６月の懲戒処分とし、女性職員は依願退職したということです。
四日市市上下水道局の駒田泰管理部長は「市民の皆さんに対する信頼を損なうことになりおわび申し上げます。今後、法令遵守の徹底を図っていきたい」と話しています。