委員会質疑で県議が女子高校生「きれいな女性で100点」発言

8日開かれた三重県議会の委員会で、質疑を行った議員が、女子高校生について「きれいな女性2人で100点だと思った」などと発言し、その後、同じ会派に所属する別の議員が、ルッキズムを助長するような発言だとして訂正を申し出ました。

8日開かれた三重県議会の予算決算常任委員会で、質疑を行った、鈴鹿市選挙区選出で新政みえ会派の平畑武議員が、女子高校生が作ったスイーツを試食したことについて、「女性もすごくきれいな2人で、100点だと思いました。そのあと、一見知事がスイーツを食べながら一生懸命リポートされたが、35点だった」などと発言しました。
その後、同じ会派に所属する小島智子議員が、「いま、子どもたちの間では顔立ちとか背格好にこだわる『ルッキズム』にとらわれる実態がある。これを払拭するように三重県政では動いていかないといけない」と述べ、平畑議員の発言はルッキズムを助長するような発言だとして訂正を申し出ました。
この発言について別の会派の議員は「女性の容姿を点数化した発言は問題なのではないか」と話していました。