「全国豊かな海づくり大会」会場に決定 開催祝う式典 志摩

再来年、「全国豊かな海づくり大会」の会場に決まった三重県志摩市で地元の関係者が大会開催を祝う式典が開かれました。

全国豊かな海づくり大会は水産資源の保護などを呼びかけるため、毎年、天皇皇后両陛下が出席され、全国各地で開かれるもので、再来年の令和7年秋には志摩市と南伊勢町で開かれることが決まりました。
これを受けて23日は式典の会場となる志摩市の阿児アリーナで大会開催を祝う式典が開かれ、地元の漁業関係者などおよそ80人が出席しました。
式典では橋爪政吉市長が「大会はあすのわが国の漁業の振興と発展を図る契機とするもので、志摩市が会場に決まったことは光栄だ。全市民を挙げて機運の醸成に努めたい」とあいさつしました。
そして、大会開催の1年前にあたる来年秋には、南伊勢町でプレイベントが開かれることなどが報告されました。
式典に参加した三重外湾漁業協同組合の田邊善郎理事は「開催は光栄なことです。組合としても大会の成功に協力したい」と話していました。