ユネスコの無形文化遺産 勝手神社で神事踊 伊賀市

2022年ユネスコの無形文化遺産に登録された「風流踊」の1つ、三重県伊賀市の「勝手神社の神事踊」が8日行われました。

勝手神社の神事踊は踊り子が色とりどりの花がついた大きな飾りを背負い、胸につけた太鼓を打ち鳴らしながら踊るもので去年、ユネスコの無形文化遺産に登録された全国41件の風流踊の1つです。
新型コロナの影響などで踊りが行われるのは4年ぶりで地元の人が沿道で見守る中、踊りの行列はおよそ1キロの道のりを笛の音を響かせながら厳かに歩き、神社に到着しました。
8日は雨のため通常1時間半かけて境内で披露される神事踊は5分ほどに短縮されましたが、訪れた人は4年ぶりの踊りに見入っていました。
神事踊に参加した森田武寿さんは「かなり短い祭りにはなりましたがなんとか踊りができたので良かったと思います。この先も地域のみんなの力で奉納していきたい」と話していました。