四日市の図書館で電子書籍貸し出し開始へ 東海地方で最多

四日市の市立図書館では、10月1日から、図書館に足を運ばなくてもスマートフォンなどで読書を楽しむことができる電子書籍の貸し出しサービスを始めると発表しました。

電子書籍の貸し出しサービスは、四日市市の市立図書館が専用のウェブサイト「よっかいち電子図書館」を通じて10月1日から始めるもので、スマートフォンやタブレット端末、それにパソコンなどで読書を楽しむことができます。
貸し出されるのは小説やビジネス書、それに児童書や雑誌など幅広いジャンルのおよそ2万700冊に及び、四日市市によりますと、貸し出し点数としては東海3県の電子図書館では最も多いということです。
借りられるのは、四日市市内在住か市内に通勤・通学している人が対象で、1回につき最大3冊まで15日間まで借りることができます。
また、音声読み上げ機能や文字の拡大表示機能なども備えているということです。
森智広市長は「東海最大規模の冊数の提供で、市民の皆さんに読書の機会をしっかりと提供していきたい」と話していました。