宇治山田高校 学校説明会参加者のメールアドレス誤送信

伊勢市の宇治山田高校が、9月16日に開いた学校説明会の参加の登録をした中学生、421人の保護者らにメールを一斉送信した際、誤って受信者全員のメールアドレスが見られる状態で送信したことが分かり、学校側は保護者らに謝罪しました。

宇治山田高校によりますと、9月16日に開かれた学校説明会の、参加の登録をした中学生、421人の保護者らに対し、アンケートへの回答を依頼するメールを、19日午後一斉送信したということです。
その際、ほかの受信者のメールアドレスが見えないようにする「BCC」を使わず、メールの宛先の欄に、すべての受信者のメールアドレスを入力していたということです。
夜になって、保護者から「受信者全員のアドレスが見ることができる状態にある」という連絡があり、学校の関係者が確認したところ、ミスに気付いたということです。
学校では、全員にメールで謝罪するとともに、誤って送ったメールを削除するよう依頼したということです。
宇治山田高校の井上珠美校長は、20日の記者会見で、「個人情報が漏えいし、本当に申し訳ありませんでした」などと謝罪しました。
学校では今後、メールを送信する際は、必ず複数の職員でチェックするなど再発防止に取り組むことにしています。