夏休み期間中県内観光施設訪れた人 コロナ前の84%に回復

ことしの夏休み期間中の三重県内の主な観光施設を訪れた人は、のべ518万人余りで、1日あたりの人数は、新型コロナウイルスの感染が拡大する前、令和元年の84%まで回復しました。

三重県のまとめによりますと、ことしの夏休み期間の7月15日から8月31日までの48日間に、県内の主な観光地にある23の施設を訪れた人は、のべ518万2662人でした。
施設別では、桑名市のナガシマリゾートが226万人、伊勢市の伊勢神宮が内宮・外宮合わせて72万7725人、鈴鹿市の鈴鹿サーキットが24万3890人などとなっています。
過去の調査と比較が可能な20施設の1日あたりの観光客数は9万8242人で、新型コロナの感染が拡大する前、令和元年の11万6874人と比べ84.1%まで回復し、去年よりも5.3%増えました。
また、津市の御殿場海岸、鳥羽市の鳥羽水族館、名張市の赤目四十八滝など5か所では、令和元年を上回りました。
三重県観光戦略課では「新型コロナの5類移行後初めての夏休みで、人の動きは活発だったが、お盆期間の台風が影響し、大きくは増えなかった。秋に向けて、制約のない形で祭りやイベントが多数予定されているので、多くの人に訪れてもらいたい」と話しています。