障害者雇用支援月間 障害者が働くカフェが手作り菓子など販売

9月の「障害者雇用支援月間」に合わせ、津市のショッピングセンターで、障害者が働くカフェが集まり、手作りの菓子などを販売するイベントが行われました。

このイベントは、障害者の雇用についての理解を広げようと三重県などが行ったもので、県内にある障害者が働く6つのカフェが参加しました。
会場には、それぞれの店のブースが設けられ、手作りのサンドイッチやクッキーなどが販売されていて、訪れた人は、商品を購入したり、カフェの説明について書かれたパンフレットを手に取ったりしていました。
また、会場には障害者の雇用に関する相談コーナーもあり、障害がある家族の職場の選び方などを相談する人もいました。
訪れた人は「パウンドケーキとクッキーを買いました。自分も就労支援の仕事に関わったことがありますが、こういう取り組みが広がったらうれしいです」と話していました。
三重県障がい者雇用・就労促進課の西航一郎主事は「障害者が生き生きと働いていることが訪れた人にも伝わっていたらうれしいです。障害がある人とともに働くことが当たり前の社会を、実現していきたい」と話していました。