尾鷲港などで小型船12隻が転覆や浸水の被害 海保が調査

尾鷲海上保安部によりますと、台風7号の影響で、15日午後4時までに、三重県尾鷲市の尾鷲港や九鬼漁港それに賀田湾で合わせて12隻の小型の船が転覆したり、船体が半分ほど沈んだりするなどの被害が確認されたということです。
海上保安部は船の持ち主を特定して知らせるとともに、ほかにも同様の被害がないか調べています。

台風7号の影響で三重県尾鷲市にある尾鷲港では港に係留されていた船が転覆したり壊れたりする被害が出ています。
中には、転覆し、底が海面から見える状態になっている小型の船もあります。
また、底や側面が壊れていたり、マストが折れていたりする船もありました。
尾鷲海上保安部によりますと、一隻の船が沈没したという情報がありますが、潮が満ちていて船の姿は確認できていないということです。
沈没しているとみられる場所の近くの海面には油が浮いていました。