海がない菰野町でため池を使ってマリンスポーツを体験

夏休みの子どもたちにマリンスポーツを楽しんでもらおうと、海に面していない三重県菰野町で、ため池を使ってカヌーなどの体験会が行われました。

この体験会は毎年、この時期に農業用のため池を使って行われています。
23日は、町内の小学生など35人が参加し、カヌーや、ボードの上に乗ってパドルをこぐ「SUP」など5種類のマリンスポーツを体験しました。
子どもたちは、インストラクターを務める町の職員からパドルのこぎ方などを教わったあと、水の上にくり出し、ボードの上でバランスを取りながら「SUP」を楽しんだり、カヌーでのんびりと水の上を進んだりしていました。
参加した子どもは「手が痛くなるので大変でした。パドルをこぐと自分の好きなところに自由にいけるのが楽しかったです」と話していました。
菰野町コミュニティ振興課の水谷裕太さんは「菰野町は海がないので、子どもたちにカヌーとかSUPに触れてほしくて体験会をしています。夏休みが始まったばかりなので、外に出て遊んで楽しんでほしい」と話していました。