伊勢鉄道 イメージキャラクター兄弟の名前「路貴」「鈴路」に

津市と四日市市を結ぶ「伊勢鉄道」では、鉄道会社で働く兄弟をイメージしたキャラクターをつくり、名前を募集していましたが、このほど「路貴」と「鈴路」に決まったと発表しました。

伊勢鉄道の伊勢線は、昭和48年に国鉄伊勢線として営業を開始し、ことし9月に開通50周年を迎えます。
これに合わせて伊勢鉄道では、伊勢鉄道で働く兄弟をイメージしたキャラクターをつくり、名前を募集したところ、合わせて510件が寄せられたということです。
選考の結果、乗務員をイメージした兄については、兵庫県の18歳の男性が「電車や乗客を大切にする」という思いから、線路の「路」と、貴ぶの「貴」を組みあわせて名付けた「路貴」に決まりました。
また、技術系の社員をイメージした弟は、鈴鹿市の19歳の男性が、「鈴鹿市を南北に横断する鉄路」という由来で名付けた、「鈴路」に決まりました。
会社では、鈴鹿市の玉垣駅にキャラクターの等身大パネルを設置したり、パンフレットに活用したりしていて、今後はグッズ開発も検討したいとしています。
伊勢鉄道は「利用するきっかけになったり、小さな子どもが、鉄道の仕事に憧れを持ったりしてもらえれば」と話しています。