中学生がフランス総領事からフランスの経済など学ぶ 志摩市

G7=主要7か国の交通相会合が開かれた志摩市にある中学校で、参加国の1つ、フランスの総領事による講演が行われ、生徒たちが、フランスの経済や文化などを学びました。

これは、6月16日から18日にかけて、志摩市内で、G7交通相会合が開かれたのにあわせ、生徒たちに、世界の国々への理解を深めてもらおうと行われたもので、京都のフランス総領事館のジュール・イルマン総領事が大王中学校を訪れて、全校生徒81人を前に講演しました。
この中でイルマン総領事は、フランスには、自動車や航空機の分野で世界有数の企業があることや、世界中で3億人以上が、フランス語を公用語として使っていることなどを紹介しました。
さらに、日本とは、宇宙分野で共同研究を行うなど関係が深いほか、日本の人気漫画「ONEPIECE」の100巻が発売された際は、フランスでもニュースになったことを紹介しました。
また、生徒からの「日本に来てフランスと違うと感じた点は何ですか」という質問に対して、総領事は「日本人は、『いいえ』をはっきり言わないので戸惑いました」と答えていました。
講演を聞いた3年生の橋本旺典さんは「フランス語が世界中で使われていると聞き、将来、フランス語を学んでみたいと思いました」と話していました。