G7交通相会合が開幕 志摩市

三重県志摩市を会場に、18日まで3日間の日程で行われるG7=主要7か国の交通相会合が開幕し、16日夜行われた歓迎レセプションで、斉藤国土交通大臣は「世界に先駆けて共通の課題に取り組み、今後の方向性を見いだす責任を担っている」と述べました。

G7交通相会合は、志摩市賢島にある志摩観光ホテルを主な会場に、18日まで3日間の日程で行われます。
16日は、午後6時ごろから斉藤国土交通大臣や各国の閣僚らが、観光客に人気の遊覧船で英虞湾を周遊する最初のプログラムが行われ、会合が開幕しました。
午後8時ごろからは、賢島にある旅館「賢島宝生苑」で歓迎レセプションが行われ、冒頭、斉藤国土交通大臣は「G7交通大臣は、世界に先駆けて交通分野が直面する共通の課題に取り組み、今後の方向性を見いだす重要な責任を担っている」と述べました。
今回の会合では、持続可能で誰もが安全に移動できる交通手段の確保や、温室効果ガスの削減などをテーマに、議論が交わされる見通しです。
また、17日の会議には、ウクライナのクブラコフ副首相兼インフラ相も対面で参加し、G7が連携して、ウクライナの交通インフラの復興支援にあたる方針を確認する見通しです。