12日明け方から昼前にかけ大雨に 土砂災害など十分注意

広い範囲で雨が降っている東海3県ですが、三重県では引き続き12日明け方から昼前にかけて大雨となるところがある見込みで、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分な注意が必要です。

気象台によりますと、11日の東海3県は梅雨前線の影響で大気の状態が不安定になり、断続的に広い範囲で雨が降っています。
12日1時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、三重県で30ミリ、愛知県で25ミリ、岐阜県で20ミリと予想されています。
また、12日午後6時までの24時間では、いずれも多いところで、三重県で100ミリ、愛知県で80ミリ、岐阜県で60ミリと予想されています。
三重県では引き続き12日明け方から昼前にかけ雷を伴った激しい雨が降るところがある見込みで、雨雲が予想よりも発達し停滞した場合は警報級の大雨となる可能性もあるということです。
6月2日から3日の大雨で大きな被害を受けた地域は、地盤が緩むなどして少しの雨でも災害につながる恐れがあります。
気象台は、三重県では土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意し、三重県と愛知県で落雷や突風、ひょうに注意するよう呼びかけています。