自転車の国際レース「ツール・ド・熊野」が開催

自転車の国際レース「ツール・ド・熊野」が、4日までの2日間、三重県と和歌山県で開かれました。

熊野市と御浜町が舞台となった初日の3日は大雨の影響でコースを短縮して行われ、国内外のトップ選手が山あいの険しいコースを走り抜けました。
「ツール・ド・熊野」は、三重県と和歌山県にまたがる、紀伊半島南部を走る国際自転車競技連合公認の大会で4日までの2日間行われました。
レースには日本をはじめ、アメリカやオランダなど7か国の18チームが参加しました。
熊野市と御浜町で行われた初日の3日は当初、100キロあまりのコースを走る予定でしたが、大雨の影響で60キロあまりに短縮されました。
レースでは選手たちが日本の棚田百選にも選ばれている丸山千枚田など、起伏の大きいコースを走り抜け、沿道に集まった人たちが声援を送っていました。
京都から観戦に訪れた40代の男性は「初めて見に来ましたが、選手が坂道を一生懸命登っていく姿に感動しました」と話していました。
また札幌から訪れた60代の女性は「景色のいい場所で、選手を間近に応援できてうれしかったです」と話していました。
2日目の4日は和歌山県の太地町の海沿いのコースで行われ、大会は幕を閉じました。