部下の女性巡査へセクハラ 警部補を所属長訓戒の懲戒処分

県警察本部は50代の男性警部補が部下の女性巡査に対し、2人きりでの食事に誘うなど、セクハラにあたる言動を行ったとして所属長訓戒の懲戒処分としました。

懲戒処分を受けたのは県内の警察署に勤務する50代の男性警部補です。
県警察本部によりますと、男性警部補は去年10月からことし1月にかけて直属の部下にあたる20代の女性巡査に対し、2人きりでの食事に誘ったり、プレゼントしたネックレスを身につけた写真を要求したりするなどセクハラにあたる言動を行っていたということです。
ことし1月に女性巡査が勤務する警察署の幹部に相談して問題が発覚し、県警察本部は5月19日付けで、男性警部補を所属長訓戒の懲戒処分としました。
男性警部補は調査に対し、「相手が不快に感じることをしてしまい申し訳なく、謝罪したい」と話していたということです。
県警察本部は「職員に対する指導教育を徹底し、再発防止に努めていく」とコメントしています。