経営者が「チャットGPT」使った業務の効率化学ぶ 四日市市

利用が急速に広がるAI=人工知能との対話ソフト、「チャットGPT」を使った業務の効率化について、企業経営者が学ぶセミナーが三重県四日市市で開かれました。

24日、四日市市内のIT企業が開いたセミナーには、中小企業の経営者ら70人が参加しました。
講師を務めるIT企業の社員は、「チャットGPT」の仕組みや使い方を説明したあと、四日市市の特徴を説明する文章を作成したり、招待された展示会に欠席するという想定で、返信の文章を作成したりして活用方法を実演しました。
一方、講師は、個人情報などを保護するため、入力したデータが収集されない設定にすることや、実在の会社名や人名ではなく、仮名を使うことなどの対策をアドバイスをしていました。
いなべ市から参加した50代の自営業の男性は「コツが分かれば、効率的に仕事ができると思うので、使っていきたい」と話していました。
主催したIT企業の渡邉洋昌社長は「チャットGPTを使うと、秘書が1人増えるようなもので中小企業でも大手に負けない発展ができる。ぜひ活用してもらいたい」と話していました。