住民自治協議会パソコンから個人情報400件余流出か 伊賀市
伊賀市教育委員会は22日、記者会見を開き、市内の住民自治協議会のパソコンから、マイナンバー41人分を含む個人情報400件あまりが流出した可能性があると明らかにしました。
伊賀市教育委員会によりますと、5月19日、上野西部地区住民自治協議会で勤務する市教育委員会の臨時の職員が、広報誌を作成するためにインターネットで無料のイラストを検索していたところ、「ウイルスに感染した」などのメッセージが画面に表示されたということです。
相談を受けた市がパソコンを調べたところ、遠隔操作ソフトがインストールされていることがわかったということです。
パソコンには、地域の住民の氏名や住所など482件、323人分の個人情報が入っていて、報酬を払うために入手した自治会長など41人分のマイナンバーも含まれるということです。
市は、これらの個人情報が外部に流出した可能性があるとしています。
記者会見を開いた伊賀市教育委員会の滝川博美事務局長は「関係者におわび申し上げたい」と陳謝しました。