新型コロナ 1定点あたり2.17人 感染状況は横ばいか

三重県は、新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行されたことを受け、新たな感染者数の公表を全数把握から定点把握に改め、16日初めての発表が行われました。
先週1週間の1定点あたりの平均の感染者数は2.17人で、県は、県内の感染状況は横ばいとみられるとしています。

三重県は、新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行されたことを受け、県内72か所の医療機関で1週間に確認された新規感染者数を集計したうえで、1定点あたりの平均の感染者数を毎週火曜日に公表する形に改めました。
それによりますと、先週1週間の1定点あたりの新規感染者数は2.17人となっています。
県は、これまでの発生動向を踏まえた簡易的な推計では、県内の感染状況は横ばいとみられるとしていて、比較が可能となる来週以降は前週との比較を公表することにしています。
県内に9ある保健所の管内別では、桑名保健所が5.2人、四日市保健所が1.8人、鈴鹿保健所が2.2人、津保健所が1.91人、松阪保健所が1.13人、伊勢保健所が1.64人、伊賀保健所が1.25人、尾鷲保健所が0人、熊野保健所が4人、となっています。
また、病症の使用率は16日午前9時時点で、8.3%です。
重症者用の病床に入院している人はいません。