高校生が地元の商店街をPR 動画作りの基礎を学ぶ 四日市市
四日市市の商業高校で、市中心部の商店街をPRする動画をつくる講座が開かれ、初回の20日、生徒たちが動画づくりの基礎を学びました。
この講座は、四日市市や四日市商店連合会の協力を得て県立四日市商業高校で開かれたもので、四日市市出身で東京で活躍する映像ディレクター、シャンソン氏の指導のもと、3年生の生徒15人が地元の商店街をPRする動画作りに取り組みます。
初回の20日、生徒たちは、動画作りの基礎を学び、多くの人から見てもらうためには「情報」、「トレンド」「おもしろい」といった要素を盛り込んだうえ、「共感」や「意外性」があるとさらに注目度がアップするなどと説明を受けていました。
このあと3人1組になった生徒たちは、スマートフォンを使って自己紹介の動画の撮影に取り組み、表現力を磨いていました。
生徒の1人は、「動画制作の裏側、求められているものがわかっておもしろかった。元気が出るような商店街の動画を作りたい」と話していました。
シャンソンさんは、「動画づくりは正解のなく、表現力や企画力、失敗してもすぐにやり直せる瞬発力などを身につけていい動画を作ってほしい」と話していました。
生徒たちは今後、商店街に出向いて撮影などに取り組み、夏休みまでに1作目の動画を仕上げる予定だということです。