戦没の詩人 竹内浩三 母校の展示が一新

三重県伊勢市出身の詩人で、太平洋戦争で戦死した竹内浩三の作品を紹介するため、母校の小学校に設けられている展示の内容が一新され、18日記念の式典が行われました。

伊勢市出身の詩人で23歳の若さで戦死した竹内浩三は、戦没の詩人として知られていて、母校の明倫小学校には作品を紹介するコーナーが設けられています。
浩三の作品を次世代に引き継ぐ活動をしている地元の団体が展示内容を一新し、18日開かれた記念の式典で団体のメンバーから児童に記念品が手渡されました。
新たな展示では伊勢市の夜景の写真を背景に浩三が夜空の星に向かって語りかける内容の詩「三ツ星さん」が紹介されています。
また自分をモデルにして描いたとされる「ヨーイドン太」という漫画作品は、主人公が自転車に乗る練習をしていて誤って川に落ちてしまう様子がコミカルに描かれています。
記念の式典に参加した5年生の女子児童は「竹内さんがマンガを描いていたとは知りませんでした。私たちの下の世代にも受け継いでいきたい」と話していました。
竹内浩三を伝えゆく会の岡田美代子名誉会長は「戦時中にあっても明るくみんなに笑いを振りまいて生きた竹内の姿を知ってもらいたい」と話していました。