南伊勢町が子育て支援や空き家制度紹介するガイドブック作成
高齢化率が50パーセントを超える三重県の南伊勢町は、若者を中心とした移住者を増やそうと、町の子育て支援や、空き家に関する制度についてまとめたガイドブックを作成しました。
南伊勢町が作成したのは「移住定住ガイドブック」です。
12日は、作成に携わった町の移住や定住に関するコーディネーターや移住してきた人、合わせて3人が、町内にあるコワーキングスペースに集まって概要を説明しました。
ガイドブックは、A4サイズで6ページあり、空き家を借りた人が、家を修繕する場合に費用の一部が補助される制度があることや、0歳から5歳までの子どもの、保育料や給食費が無償なことなど、町には移住しやすい環境が整っていることが写真を交えて紹介されています。
2年前に茨城県から夫と移住し、ガイドブックの制作にも携わった中原未生さんは「移住にあたってガイドブックがあれば、具体的なイメージがわくと思うので活用してほしいです」と話していました。
ガイドブックは、移住を検討し町を訪れた人などに配布される予定で、南伊勢町まちづくり推進課の森本富由季係長は「移住を考えている人などが、ガイドブックを見ることで、この町に住んでみたいと思ってもらいたいです」と話していました。